グーグルグラスの開発初期からその立ち上げに関わり、今年5月までグラスプロジェクトのリーダーを務めていたBabak Parviz氏が突如、グーグルを退職。アマゾンに移籍することが明らかになった。
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Parviz氏は7月13日、自身のGoogle+の投稿で(status: super excited! :)という文言に添えアマゾン社のロゴを大きく掲載。数時間後には、プロフィール欄で「アマゾン社に移籍する」旨を明確にした。


Parviz氏はグーグルの極秘の研究部門「Google X」の1員として、今年1月に発表された「スマートコンタクトレンズ」にも深く関与した人物。ワシントン大学でバイオナノテクノロジーを研究し、今から数年前にはLEDアレイを敷き詰めたコンタクトレンズ型ディスプレイの試作にも成功していた。

アマゾン移籍後のParviz氏は同社が手がけるFire Phoneプロジェクトに関わるとの見方が有力。Fire Phoneには1億に及ぶアイテムを認識するFirefly機能が搭載されており、Parviz氏の知見をこのプロダクトに投入する意向があると見られている。

グーグルは今年5月、グーグルグラスプロジェクトの最高責任者だったParviz氏を解任。後任にコーチやGAPなどのファッション企業で、マーケティング戦略を担当してきた女性重役、アイビー・ロス(Ivy Ross)氏を起用

Google Xの総責任者、Astro Teller氏は今年6月「USA TODAY」の取材に対し「グーグルグラスに関しては今後、アイウェアとして消費者にどのように受け入れてもらえるかを考える人物が必要だ」と発言。

「小売製品というのは我々(グーグル)の得意ジャンルでは無い。技術者がやるよりもアイビーのような人物が担当すべき仕事だ」とコメントしていた。

アイビー氏は直近ではファッションブランド・DVFとのコラボ版グーグルグラスの発表を後押ししたほか、グラスの英国発売にあたっても、積極的にメディアのインタビューに応じていた。今回のParviz氏の移籍に関してグーグルからの公式なコメントは発表されていない。(Google Glass Info)
Image credit: Loic Le Meur | Flickr