グーグルグラスを脳波で動かせるアプリとして大注目を浴びているのが「MindRDR 」(マインドリーダー)。英国のベンチャー企業、This Placeがリリースしたこのアプリは、専用の脳波測定デバイス「MindWave Mobile」を通じ、ユーザーの脳波を取得。

目の前の被写体に意識を集中させると、レベルゲージがあがり、写真を撮影したり、画像をSNSで共有する操作が言わば“念力”で行えるというもの。
InUse2
往年のアニメやSF映画によく登場した「テレキネシス」や「サイコキネシス」を現実のものにする、まさに未来感あふれるアプリと言えるが、ここで注目したいのが、MindRDRアプリと併用して使う、脳波コントロールガジェット「MindWave Mobile」だ。

MindWave Mobileは2004年に米シリコンバレーに創立された「ニューロスカイ」社が開発。数年前から既に一般販売を開始しており、日本のアマゾンでも13500円(参考価格25800円)で販売中だ。
51BnisYb3mL

このデバイス単体ではグーグルグラスとの連携は出来ないが、PCやモバイル機器と接続し、脳波をリアルタイムにチェックしたり、100以上の脳トレアプリや教育アプリが利用可能。

2009年には連携デバイスとして、映画「STAR WARS」の登場人物になりきり、フォースの力でボールを浮かせる玩具「STAR WARS Force Trainer」なども発売されている。

また、日本人ユーザーになじみ深いのが2012年のニコニコ超会議で発表され、ネットの話題をさらった“かぶりモノ”デバイス「ネコミミ(necomimi)」。このネコミミも実はMindWave Mobileのテクノロジーを利用した製品だったのだ。
visual_necomimi

ネコミミは人間の「感情」を察知して動く心のアンテナのようなデバイス。気持ちが集中すると耳はピンと立ち、リラックスしているときはひらたく寝た状態に。さらに集中とリラックスが同時に高まると両方の耳が交互にバタバタ動くというコミカルな動きで、ネットユーザーから大注目を浴びた。

ニューロスカイ社は2012年には日本法人の「ニューロスカイジャパン」を設立。その第一号プロダクトとして発表されたのがネコミミだったというわけだ。

同社は今後も、脳波や心電/心拍、筋電などの生体信号データを、効果的に活用するためのセンサー製品を積極的に市場に提供していくとのこと。もしかしたら、近い将来グーグルグラスとネコミミのコラボが実現する日も来るのかもしれない。(Google Glass Info)