6月24日(現地時間)、グーグルはGoogle I/Oに先駆け、グーグルグラスの新たなソフトウェアアップデートと、メモリ容量を2倍に増強した新型モデルの発売を発表した。

今回のソフトウェアアップデートの目玉は、カメラのビューファインダー機能の追加。撮影時に"ok glass, show the viewfinder"の音声コマンドを与えることで、L字型の枠が表示され、シャッターを切る前にフレームを確認することができる。
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また、Google Nowに駐車位置の通知カードや郵便物の到着の通知カードが追加される。アップデートの詳細については追って通知されるとのこと。

また、今回の発表で非常に大きな議論を呼んでいるのが、新型のグーグルグラスの発売についてだ。

グーグルは既に第3世代となる新型グーグルグラスの出荷を開始。今回のモデルでは従来1GBだったRAM(メインメモリ)を2GBに増量。バッテリー駆動時間も約20%改善されるなどパフォーマンス面で大きな向上が見込まれる。グラスプロジェクトにとって、非常に大きな前進と言えるが、今回の新型モデルは「既存ユーザーを見捨てた」アップデートとして非難を浴びている。

グーグルグラスは昨年10月、第2世代と呼ばれる製品(XE-C)を発売した際、旧モデルのユーザーに対し、無償で新型モデルへの交換に応じていた。

現在、グーグルグラスはあくまでも「一般発売に先駆けたベータ版」との位置づけで発売されており「1500ドルという高額な金額には、新型モデルへの交換料金も含まれている」というのが、多くの開発者たちの認識だったが、今回はその期待があっさり裏切られた形だ。


グーグルグラスユーザーが集うGoogle+のコミュニティー、Glass Exploresには今回のグーグルの対応に関し、強く非難する声も掲載され、中には「もう、グーグルグラスには愛想を尽かした」などと、言い出すユーザーまで現れる状況となっている。

ただし、グーグル側の言い分としてはソフトウェアのアップデートに関しては、旧モデルのユーザーにも引き続き提供していくとのこと。今回のアップデートと同時に新たに12の公式アプリがMyGlassに追加されており、グーグルがグラスプロジェクトに対し、引き続き意欲的に取り組んでいくことは間違い無さそうだ。

登場からまる2年を迎えるグーグルグラス。間もなく開幕するGoogle I/Oの席上で、一体何が話されるかにさらに注目が集まりそうだ。(Google Glass Info)