世界初の“スマートライフル”として有名なのが、米国のオースティンの企業により開発されたハイテクライフル「TrackingPoint」。OSにはLINUXを搭載し、スコープ(照準)内に捉えた標的を、画面内で“タグづけ”し、標的が移動しても自動的に追尾して弾丸を発射することが可能だ。
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また、WiFiで同期したスマホやタブレットに標的の映像を写し、射撃の映像を第三者が観察したりアドバイスを与えることも可能になっている。

今回発表された専用のグーグルグラスアプリを使用すると、ユーザーはスコープ内の映像をグーグルグラスのモニター上で確認可能。物陰から銃口だけを出し、モニターの映像で標的を確認して射撃を行ったり、ネットワークでつながったデバイス上で、標的の映像を共有することも可能。
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「TrackingPoint」は昨年春の登場以来、素人でも超遠距離のターゲットを一発で打ち抜ける自動照準ライフルとして話題を呼んでいたが、今回のグーグルグラス対応でさらに注目を集めることになりそうだ。(Google Glass Info)