先週、イギリスの音楽業界を大騒動に巻き込んだのが、人気ポップグループ「ワン・ダイレクション」の大麻吸引騒動。日本でも「たった3年で人生は変わる」とのキャッチフレーズでNTTドコモのCMにも出演中の彼らだが、英紙Daily Mailは5月27日、メンバーの二人が移動中の車内で大麻らしきものを喫煙している映像を独占公開した。


動画にはメンバーのルイ・トムリンソン(22)が撮影したと思われる映像を収録。ルイが大麻らしきものを吸引し、隣の座席に座っているゼイン・マリク(21)にそれを手渡し、「ジョイントに火をつけて最高の気分だ」などと喋ったり、ゼインが恍惚とした表情ではしゃいでいる様子が収められている。
smoking

この件に関し、メンバーのリアム・ペイン(20)は6月1日、ツイッター上で謝罪コメントを発表。「今回は行き過ぎた行いがあったことをお詫びします。我々はまだ20代で、この年頃というのはあらゆる愚かなことをしてしまうものだ」と釈明。騒動は沈静化に向かいつつあるように見えるが、このタイミングで新たな“疑惑”が浮上した。

5月31日、「問題の動画はグーグルグラスを使用して撮影された」という記事を掲載したのが英「Mirror」紙。「動画はメンバーの許可無く持ちだされ、不法にネット上に公開された」とメンバーは主張し、弁護士らを交えて調査が進行中という。

当初の報道では「撮影に使用されたのはルイ・トムリンソンのスマートフォン」とされていたが、問題の動画を確認すると、確かに一般的なスマホで撮影した映像としては不自然な点がいくつかあることに気付かされる。気になるポイントを挙げると、

  • 撮映者がゼインに大麻らしきものを渡す際、吐き出した煙が下から昇ってくるが、これはまさにグーグルグラスの“主観映像”で煙をとらえた映像に見える。
  • 撮影はワンボックスカーの後部座席から行われているが、車内を見回す際に、カメラの視線がちょうど前方の座席のヘッドレストと同じ高さにあり、常にほぼ同じ高さから車内が撮影されている。
  • 撮影者は車内で歌を口ずさみながら、リズムをとっているが、その際に頭を上下にふっているらしく、リズムに合わせてカメラアングルが上下している。
  • 動画の後半に車内の前方にいる人物から大麻らしきものを渡される場面があるが、その際に撮影者が右手で受けとると同時に、一瞬左手らしきものが映り込み、動画がハンズフリーで撮影されているように見える。

この映像が流出した経緯は不明だが、動画を注意深く見てみると、撮影者は膝の上にノートPCを置いて撮影していることが確認できる。あくまでも仮説だが、グーグルグラスをネットに接続した状態だったとすると、撮影後にうっかりSNSなどでシェアしてしまった結果、今回の事態を招いてしまったというケースも考えられそうだ。(Google Glass Info)