福井県鯖江市主催の「電脳メガネ ARアプリコンテスト」に、Google Glassで聖地巡礼ができるアプリが出品。最優秀賞を受賞した。

“めがねの聖地”として知られる鯖江市は日本のメガネフレーム生産90%以上のシェアを誇ることで知られる町。今回のコンテストでは「電脳メガネを想定したARアプリケーションで、市民生活の向上につながるアプリやその企画」を募集。4月26日に開催された公開審査会で、Google Glass向けアプリ「実体験 電脳コイルの世界」が最優秀賞を受賞した。
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「実体験 電脳コイルの世界」は“電脳メガネでしか見えない冒険”がコンセプトのアプリ。チェックポイントに置かれたポスターを画像認識で読み取ることにより、ヒントを入手しゴールに辿り着くという仕組みだ。

開発にあたった秋田潤 (あきたじゅん)氏によると、「スマートグラスのアーリーアダプター層と親和性の高い、聖地巡礼をテーマとしたことで評価を頂いた。特定地域への新規観光客の流入をはかる地域振興策としても注目されるアプリになりました」とのこと。
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秋田氏は「日本初の Glasswareデベロッパー 」として昨年末からグーグルグラス向けアプリを開発。今年3月9日には、世界初の「初音ミク起用のGoogle Glassアプリ」を発表。ユーザーの頭の傾きで「ポジティブ度」を判定するユニークな機能で話題を呼んでいた。
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福井県鯖江市は全国の自治体に先駆け、観光地の地図データなどをオープン化する試み(データシティ鯖江)を推進中。今回のコンテストでは他にも、企画部門の最優秀賞に「鯖江の職人AR ~工芸デザイナー育成~」(古澤貴倫氏)、アプリ部門の優秀賞に「タイムスリップカメラ Yesterscape」(上田大豊氏)が選出されたほか、約80のスマートフォン向けアプリが鯖江市のデータを活用してリリースされている。

また、同市に拠点を置くIT企業、株式会社jig.jpの福野泰介氏は今年1月、地元の眼鏡店と協同でグーグルグラスの専用の特注メガネフレームを開発したことでも有名。日本のスマートグラスの新しい波が、鯖江市から広がっていくことに期待したい。(Google Glass Info)

データシティ鯖江で開催、電脳メガネARアプリコンテスト公開審査会・表彰式レポート #megane #sabae / 福野泰介の一日一創