グーグルグラス関連のウェアラブルソリューションを提供する米国の企業・APX LabはベンチャーキャピタルのNEAから1000万ドル(約10億円)の資金調達に成功したと発表した。

APX Labはグーグルグラスの登場以前から“Terminator Vision”と呼ばれる軍用ヘッドマウントディスプレイを米軍向けに提供開始したことで知られる企業。近年はグーグルグラス向けのライブ中継システム「Sky Box」や、工場のライン工程で利用される「Skylight」などのシステム開発で、スマートグラスのBtoB利用のパイオニアとして知られている。
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グーグルは4月8日にGoogle Glassの企業向けプログラム「Glass at Work」を始動させたが、その際にグラスのビジネス利用の代表例として紹介されたのが、同社の「Sky Box」というライブ中継ソリューション。

APX Labはアイスホッケーの人気チーム、ワシントンキャピタルズの試合をライブ中継するにあたり、この仕組みを開発。石油掘削現場向けのグーグルグラスアプリを開発したWearable Intelligence社と並び、グラスのビジネス利用を促進していく企業として紹介されていた。
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APX Labは製造業の現場向けに特化したソリューション「Skylight」でも知られ、工場のライン工程で働く従業員のトレーニングや、ネットワーク接続された作業機器のハンズフリーでの操作、画像やQRコード認識を通じた製品の品質管理といった機能を提供している。

同社代表のBallard氏によると「Skylightの利用範囲は非常に幅広く、外科医や製造現場の作業員、整備工、野外作業員など、ハンズフリーの操作性が重視される、あらゆる作業現場で有効活用される」とのこと。

APX Labはグーグルグラスだけでなく、既にエプソンのMoverio向けのソリューションも開発中だ。(Google Glass Info)

Image via APX Labs

APX Labs nabs $10 million to get Google Glass ready for business(VentureBeat)

APX Labs is Google's Model For How Glass at Work Could Work(InTheCapital)