4月2日、秋葉原のショップで米国から直輸入のグーグルグラスが販売されていることが報道され、大きな話題となった。価格は税込み27万円。ネットでは「一体誰が買うんだ?」「購入してもアクティベーションできないのでは」といった声も飛んだが、2日後には一部店舗で既に売り切れとなっている。

グーグルグラスを販売したのは秋葉原のJan-gle「秋葉原本店」と「3号店」。編集部が電話で確認したところ秋葉原本店には2台のグラスが入荷していたが、4月5日の土曜日に完売。現在、在庫があるのは「3号店」の1台のみとなっている。
グーグルグラスは現在、米国在住の開発者向けに1500ドルでテスト販売を実施中。個人で輸入することも可能だが、購入にあたっては米国内で発行されたクレジットカードが必須。また、発送は米国内限定なので、アメリカ在住の知人等に代理購入を依頼するなどの方法をとるしか無い。(購入の申し込みにはグーグルから発行されたinvitation codeが必要だが、これは多少英語が出来る人であれば、Twitterなどで他のオーナーから譲ってもらうことが可能)。

そうやって苦労して個人輸入した場合、輸送費や税金、さらには米国への海外送金手数料(これが意外に高い)をプラスすると約18万円弱の出費となる。手間を考えれば27万円という価格もありなのかもしれないが、それにしてもやはり高い。しかし、27万円でも買う人は居たのだ!

ちなみに「国内ではアクティベーションできないのでは」といった疑問もあるが、この問題は実際には存在しない。グラスの使用開始にあたってはGmailアカウントとの同期が必要(位置情報の取得とGoogle+アカウントとの紐付けのため)だが、ここで使用するGmailアカウントは米国以外で取得したものでも可能。日本はもちろん、ヨーロッパやオーストラリア、アジア各国など、世界中でグーグルグラスは既に使用されている。

ただし、ここで唯一残る問題と言えるのが「技適」の問題。これはグラスに限らず、海外製の携帯端末全般に言えることだが、総務省の定める技術基準適合証明マークの無い製品を日本国内で利用することは、厳密に言えば違法だ。ショップでも「国内では使用できない」「基本的には使用方法などについての問い合わせは受け付けない」といった対応になっている。ショップでは、あくまでも「鑑賞目的」として購入するのが大人のスタンスと言えそうだ。(Google Glass Info)

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