米国シカゴのアクメホテル(Acme Hotel)は3月10日から、宿泊客向けにグーグルグラスのレンタルを開始すると発表した。顧客は宿泊の際にGoogle Glassを予約すれば、1日3時間限定でグラスを試用できるようになる。
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アクメホテルはシカゴのダウンタウンに立地。宿泊料金は1泊100ドル程度と、決して高級ホテルの部類ではないが、クールなデザインと充実した設備で若い世代を中心に人気。ホテル内にはスタイリッシュな雰囲気で人気のバー「The Berkshire Room」もあり、Google Glassを着用した宿泊客同士がコミュニケーションを図る場面なども期待できそうだ。

近年は、客室にiPadを用意するホテルなども増えてきたが、アメニティとしてGoogle Glassが用意されるのは、これが世界初の試み。

アクメホテルはグーグルのエクスプローラープログラムを通じてGoogle Glassを入手。今後はホテル周辺を案内する宿泊客専用の地図アプリなど、独自のコンテンツづくりにも取り組んでいくという。

最近では医療や教育など、様々な分野での利用が検討されているGoogle Glassだが、今後は観光分野での利用の活性化も期待できそうだ。(Google Glass Info)