米国民の「二人に一人が観る」と言われる国民的スポーツ中継「スーパーボウル」のテレビ実況にグーグルグラスが採用されることになった。

今年48回目を迎えるアメリカンフットボウル(NFL)の祭典「スーパーボウル」は、かつてアップルが伝説のCM「1984」をオンエアしたことでも有名。その広告枠は米国で最も高額で販売されることで知られ、今年はシュワルツネッガーがバドライトのCM出演料として300万ドル(3億円)を要求して話題に。また、ハーフタイムのライブパフォーマンスにはレッド・ホット・チリ・ペッパーズらが出演する。
そんな全米一のお祭り騒ぎにグーグルグラスが使用されるということで、その注目度はさらに急上昇しそうだ。

経済紙フォーブズによると、今回の取り組みは全米最大のテレビネットワークCBSとグーグルが手を組んだもの。看板レポーター、John Kucko氏がグーグルグラス着用で試合の模様を実況。また、試合に先だち全米各地で盛り上がる「スーパーボウル・ウィーク」の様子もリポーターの主観映像で放送する。

協賛する有名眼鏡メーカー Rochester Optical(同社はグーグルグラスの“公式近眼レンズ”も提供)は、 「まるでフットボール選手のヘルメットから見るような迫力ある光景が、リビングルームのテレビの中に広がる。これまで考えられなかったエキサイティングな映像が楽しめます」とコメントしている。

スーパーボウルは米国以外でも世界200カ国でオンエアされ、視聴者数は10億人に達する。 グーグルグラス関連のニュースとしては、最近「グーグルグラス着用で自動車を運転し、違反切符を切られた女性」の件が大きく報道されたのに続き、「映画館で盗撮の疑いをかけられた男性が連行される」といった事件も発生。ネガティブなイメージも強まっている中で、グーグルとしても今回の中継を機にマイナスイメージを払拭したい思いもあるようだ。

2月2日(現地時間)、ニューヨークで開催される試合ではシアトル・シーフォークスとデンバー・ブロンコスが対戦。試合の模様は日本でもNHK BS1で2月3日午前8:00からオンエアされる。(Google Glass Info編集部)