米・ノースキャロライナ州の現役消防士、パトリック・ジャクソン(Patrick Jackson)氏は開発中の「消防士専用のグーグルグラスアプリ」のデモ映像を自身のGoogle+ページで公開した。 このアプリは消火活動に当たる消防士の利用に特化したグーグルグラスアプリ。緊急通話で告げられた火災現場の住所や地図および、火災の状況を消防士に通知し、ナビ機能を用いて現場に急行することを支援。また、現場から最寄の消火栓の位置を通知する機能も盛り込む。 1
さらに火災現場の建物の構造図もグーグルグラスのモニターに表示。非常口の位置など、救命活動に必須となる情報を現場の到着以前に確認することができる。自動車の火災の場合、車種に応じてどの部分から解体工具を入れて、乗客を救い出すべきかといった情報も通知する。
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Google Glassはハンズフリーで情報を取得できるため、これが実用化されれば消火活動の現場で非常に役立ち、消防士たちの命を守るアプリとしても活躍が期待されている。
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消防士として7年のキャリアを持つジャクソン氏は、ウェブやモバイルのエンジニアとしても活動。昨年2月にGoogleが開催した「If I had Glass 」(もし、私がグーグルグラスを入手したら)キャンペーンに応募して見事当選。昨年6月にGoogle Glassを入手して以来、グラス向けアプリの開発に取り組んできた。

同コンテンストは、Googleが米国在住の「クリエイティブなアイデアを持つ個人」を対象に実施したもの。選考の結果、全米で8000人の開発者がグーグルグラスの入手権を与えられていた。 ジャクソン氏が公開したデモ映像には、火災現場の生々しい映像や、現場で消防隊員たちがグーグルグラスを活用する模様のほか、消防署内のデスクでジャクソン氏がプログラム開発を行う模様などが収録されている。今回の報道についてネット上では、

「ようやく本当に役に立ちそうなグラスアプリが出てきた」
「これまでグラスが何の役に立つのかと思っていたが、これでようやく理解できた」
「今後は消防士に限らず、警察官や宅配便のドライバーや、あらゆるプロフェッショナルたちの間で有効利用されるはず」


といった声が掲載されている。(Google Glass Info)