Google Glassの一般発売に関し、イギリスでは大きな前進が見えてきたようだ。

Sunday Timesが伝えたところによると、Googleは自動車運転者のGoogle Glass使用について、既に英国運輸省(DfT)と交渉に入っているとのこと。
Google+Glass+display

運転中のドライバーのGoogle Glass使用に関しては、米国でも大きな議論を呼び、昨年10月にはカリフォルニア州で“初の違反切符”が切られた。英国運輸省も昨年7月の段階では「Google Glassやその他のウェアラブル端末を運転中に使用させないよう、警察に求めた」との見解を発表していた。

しかし、同省はその後Google側と交渉を重ねた結果、その態度を軟化させつつある。Times紙の取材によると運輸省担当者は「我々はGoogle Glassに関する法的運用に関し議論するため、Google側と会談を行った」と回答。

「Googleは自社の製品が運転者に危険を与えるものではないことを主張しており、その使用が法的に許容される道をさぐっている」とのこと。

イギリスのIT情報サイトTechRadarの取材でも、英国運輸省は会見の詳しい内容は明かさなかったものの「Googleと交渉に臨んでいることは事実」とコメントした。

Google Glassの一般発売に関しては、依然としてGoogleの公式アナウンスは一切無い状態。しかし、一国の政府機関がGoogleと交渉を重ねていることを認めたことで、いよいよその登場が迫っていることが確認された形だ。

先日、米ラスベガスで開催された家電見本市・CESでは韓国の現代自動車が2015年型ジェネシスで、Google Glassサポート機能を標準搭載することを発表。カーオーディオ製品で知られるHarman社も、自動車の衝突事故を防ぐGoogle Glsasアプリのプロトタイプを公開。さらに、メルセデスベンツ社もGoogle Glass用アプリを開発中であることを発表するなど、自動車業界のGoogle Glassに関する試みが注目を集めている。


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