2014年中の一般発売が期待されているGoogle Glass。1月8日の「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京)では、日本の女性アナウンサーとしては初めて、大江麻理子アナがGoogle Glassを着用し、番組で体験リポートを行った。
昨年末にニューヨーク支局でGoogle Glassを入手した大江アナは、番組内で「OK Glass,take a picture.」とGlassに呼びかけ写真を撮影したり、街中で「OK Glass,Get directions to Broadway.」とGlassでナビを実行する場面を披露。
街頭のイタリアンタコスの屋台ではグーグルグラスにスペイン語の翻訳を命令し、見事成功する場面もオンエアされた。
さらに大江アナは、米国で高まるグーグルグラス向けアプリ開発の現場も取材。
Glass専用のフィットネスアプリや、美術館などで聴覚障害者向けに手話通訳を行うアプリ、また、医療現場で既にGoogle Glassが使用されている状況などをリポートした。 番組では東京のスタジオとニューヨーク支局を結んだライブ中継も実施。
小谷真生子キャスターや、進藤隆富アナも興味深々な様子でGoogle Glassを着用した大江アナの話に聞き入り、 番組では「魅力的なアプリが数多くリリースされることが、Google Glassの普及のカギとなる」と分析した。

グーグルグラスに代表されるウェアラブル端末に関しては、米ラスベガスで開催中の家電見本市・CESでも多様な関連商品が発表。大きな注目を集めているが、先日は「日本国内で並行輸入品を先行販売する業者」が現れ、一部からは詐欺的商法ではないかという疑惑も噴出。 当サイトでは先日、「Google Glassは『600ドルで4月に発売』 複数のメディアが報道」 との記事を掲載したが、「ワールドビジネスサテライト」でも2014年中の発売はほぼ確実との見方を示していた。

今回の番組の内容に関し、ツイッター上では視聴者から様々な反応が寄せられた。