1月16日、グーグルはGoogle Glassのエクスプローラー版の販売を1月19日をもって終了することを発表。次期バージョンの開発については、同社でNestプロジェクトを率いる「iPodの産みの親、トニー・ファデル氏の監督のもと、続行することを宣言した。
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グーグルによると、今回の動きは同社の実験的プロジェクト「Google Xラボからの卒業」を意味し、より製品化に近いバージョンのリリースに向けた動きとのこと。業務利用プロジェクト「Glass at Work」は引き続き続行する。

また、既存ユーザーに向けてのサポートも、「従来通り購入から1年以内の製品に関しては、修理や交換などの相談に応じていく」とのこと。

しかし、1500ドルという大枚をはたきグーグルの“実験”に参加したユーザーは既に世界で数万人に及ぶ。開発者コミュニティーでは、今後“エクスプローラー”たちがどのような立場に置かれるのかを不安視する声もあがった。
グーグルは現状で100を超えるグーグルグラスの公式アプリGlasswareを公開中だが、既存のアプリについては公開を続行するとのこと。

また、グラス所有者限定の掲示板には「開発者はアプリ開発を続行できるのか?Developers will be able to continue to develop?)とのスレッドが立てられたが、この質問に対しグーグルは、

新規アプリの公開申請についても、受付は続行する。審査を通過したアプリはMy Glassで公開される。(You can still build Glassware, submit it for review, and after a successful review, release it on MyGlass.)

と回答。「開発者らがこれまで投じた資産や努力は、決して無駄にはならない」との意向を示している。

ただし、2015年度中に登場が噂される次期バージョンについては「機能やUIを大幅に見直している。現状のアプリを次期バージョンに対応させる場合は、何らかの対応が必要になることは間違いない」と明言した。

新型グーグルグラスについては、昨年末の段階で「インテル社製のチップを搭載」することが有力視されていた。現行バージョンと比較して、バッテリーの持ちが飛躍的に向上すると噂されているが、その詳細は謎に包まれたままだ。

今年も6月に開催が予測される「Google I/O 」までには、何らかの具体的が動きが見えてくることを期待したい。(Google Glass Info)

photo credit: Kmeron via photopin cc