10月22日、グーグルグラスの業務活用プログラム「Glass at Work」の公式パートナー5社が新たに追加された。

Glass at Workは今年6月に始動。APX_LabsやAugmedixなどの5社で始動したが、今回の発表でパートナー企業は合計10社となった。この10社がベンチャーキャピタルなどから獲得した資金調達額は合計で5千万ドル(約50億円)以上にのぼる。 ubimax
発表された各社概要は下記の通り。

Interapt:ケンタッキーフライドチキン等、ファストフードの従業員教育にグーグルグラスを活用。本拠は米ケンタッキー州。(参考記事:KFCが新人教育にグーグルグラスを導入

AMA: 遠隔医療に特化したフランス企業。ゲームロフトの関連企業として設立。今年2月には名古屋市立大学と共同で、グーグルグラスで手術のライブ中継を実施した。

Pristine:医療関係者向けビデオ会議システムを構築。米テキサスに本拠。

Ubimax:製造業や物流現場でのソリューションを提供するドイツ企業 

Augmate:米ニューヨークに本拠。医療や製造業、物流など様々な企業向けにグーグルグラス導入を支援。  

USA TODAYは今回の発表にあたり、ケンタッキーフライドチキンとの取り組みで知られるInterapt社のCEOをインタビュー。

CEOのGopal氏によると「ほんの2時間ほどグーグルグラスを着用して練習するだけで、ベテラン従業員なみにチキンが調理できるようになる。ファストフード業界にとって、労働コスト削減は大きな課題だが、グーグルグラスは確かに役立つデバイスと言える」とのこと。

Interaptさん(@interapt)が投稿した動画 -

またKFCの親会社、Yum Brands(タコベル、ピザハットなどを運営)の試算では「トレーニング期間の短縮により、2%の賃金コストを削減。全米8000ヶ所の店舗に導入した場合、1千万ドル規模のコスト削減も可能」という。

KFCでは各店舗に数台のグーグルグラスを導入するよう、準備を進めている。

グーグルの担当者、Chris O'Neill氏は「我々はグーグルグラスの一般消費者向けの展開にも注力していくが、業務利用の分野では毎週のように新たなプロジェクトが立ち上がっている」とコメント。

「グラスは単なるデバイスではなく、プラットフォームだ。アンドロイドで成し遂げたことと同様に、エコシステムを作り上げ、成長させていきたい」と述べている。(Google Glass Info)

参照リンク:Glass at Work(グーグルの公式サイト)