筋肉の動きを読み取るジェスチャーアームバンド「MYO」(マイオ)がグーグルグラスに対応した。MYOは装着者の腕の筋電位を読み取り、接続されたデバイスをコントロールするアームバンド。

開発元のThalmic Labsは今年3月にOculus Riftをこのデバイスでコントロールする動画を公開。仮想空間でヴァーチャルな腕を操作するデバイスとして注目を集めたが、今回のスマートグラス対応でその活用領域を一気に業務利用向けに拡大した。myo_wrist_b
今回、MYOが対応したのはグーグルグラスをはじめ、エプソンのMoverio、カナダのテクノロジー企業が開発するRecon Jetの3つのスマートグラス。

公開された動画には医療や建設業、運送業など様々な分野でMYOのジェスチャー機能が活躍する場面が収録されている。
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Thalmic Labsによると今回の対応の主眼となったのは「作業用グローブを着用しているため、タッチパッドが操作できない作業現場や、騒音が激しく音声コマンドを利用できない業務現場」とのこと。

グーグルグラスの業務利用推進プログラム(Glass at Work)の公式パートナーとして有名なAPX Labs社やAugmedix社。さらに、建設業界向けのソフトウェア開発で知られるBridgit社がMYOの提携先として名乗りをあげている。

APX Labs社のCEOは「我々はこれまで製造業や運送業など、屋外で働く人々向けのソリューションを提供してきたが、MYOは様々な作業現場に即座に導入可能だ。スマートグラスとジェスチャーコントローラーは最高の組み合わせと言えるかもしれない」とコメント。



また、プロモ動画にはRecon Jetを着用した自転車便のドライバーが、MYOのジェスチャー機能を用い、スムーズに配達を完了させる場面などが収められている。



MYOを生み出したThalmic Labsは2012年に設立。カナダのベストエンジニアスクールとして知られる University of Waterlooの卒業生らにより結成され、早期から名門ベンチャーキャピタルY Combinatorの支援を受けて急成長。2013年にインテルなどから1450万ドル(約15億円)の資金調達を行っている。

現在、MYOは149ドルで予約受け付け中だ。(Google Glass Info)