新型グーグルグラスと思われるデザイン特許画像が公開された。米国特許商標庁(USPTO )のライブラリに掲載された画像を確認すると、このデザインが承認を受けたのは8月12日。申請者の欄にはグーグルXのデザイン部門でシニアデザイナーを務める、Mitchell Heinrich氏の名前が記載されている。
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画像を一目見て気づくのが、モニター部分がメガネのフレーム内部に格納されている点。従来のグラスはモニターが右目の上に突き出す構造になっていたが、今回のデザインは一見すると通常のメガネと変わらない印象を与えるもの。

さらに、カメラのレンズが格納される穴も、フレームの左端にさり気なく配置されている。「これなら人目を気にせずに着用できそうだ」という声もあがっている。
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また、左右のツルの部分は普通のメガネよりもかなり幅広な構造となっており、ここにバッテリーを格納するものと思われる。一部では「次期バージョンではツルが折りたたみ可能になる」との説も流れていたが、今回のデザインを見る限り、折りたたみ機能は実装されていない。

現状では依然として“開発者バージョン”という位置づけのグーグルグラス。「2014年度中には一般発売が開始される」との報道もあるが、一部では「このデザインが一般バージョンに採用されるのでは」との見方も浮上している。

グラスの一般普及に関しては「見た目の不格好さ」が最大の課題とされているが、今回のデザインを見る限り、今後大きな前進が期待できるのかもしれない。(Google Glass Info)

New Patent Photos Point to Google Glass Sans Projector(Glass Almanac)

追記(8月21日):カメラのレンズ用の穴についての記述を追加しました。(Phandroid記事を参照)