観光ビジネスでの活用事例も増加中のグーグルグラスだが、英国の5つ星ホテル「ザ・モントカームロンドン」(The Montcalm London)が顧客サービスにグーグルグラスを導入し、注目を集めている。

ロンドン市内の地下鉄マーブル・アーチ駅から徒歩5分の同ホテルは、バッキンガム宮殿まで1.6kmという好立地が売りの高級ホテル。2年前まで日本のJALホテルズが運営していたため、日本人旅行者にも馴染み深い宿泊拠点の一つとなっている。
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ザ・モントカームロンドンでは今回、グーグルグラスを用いた顧客サービスの開始を発表。フロントデスクのスタッフらがグーグルグラスを着用。顧客からの依頼に応じ、周辺のレストラン情報やショップ、道案内などをグラスを用いて実施する。

同ホテル運営元のLuxury Hotels Groupのマネージャーによると「我々は常に最先端のテクノロジーを顧客サービスに導入したいと考えてきた。英国では6月にグラスの開発者プログラムが始まったばかりだが、業界のパイオニアとして、このデバイスをサービスの現場に投入した」とのこと。
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グーグルグラスの利点として、ゲストと視線を合わせたまま、自然な会話の流れを中断せずに有用な情報を提供可能な点を挙げている。

今後は宿泊客にグーグルグラスを体験させるプログラムも準備中。ゲストらは客室内に備え付けれられたiPadとグラスを連携させ、ルームサービスを注文したり、室内の設備をグラスで操作することが可能になる。

ホテルがグーグルグラスを顧客サービスに活用する事例としては、米国シカゴのアクメホテル(Acme Hotel)も有名。アクメホテルでは今年3月、宿泊客にグーグルグラスを貸し出すサービスを開始。宿泊客専用の地図アプリなど、独自のコンテンツづくりにも取り組んでいる。

また、スペインでは12世紀に建造された歴史的建造物が自慢のホテル「Abadia Retuerta」が宿泊客用に8台のグーグルグラスを用意。
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ホテル内でのアート鑑賞や周辺のワイナリーツアーにグラスを活用する試みで注目を集めている。

観光ビジネスでのグーグルグラスの活用は、今後さらに活性化が期待できそうだ。(Google Glass Info)

参照リンク:The Montcalm London Marble Arch equips staff with Google Glass