ウェアラブルに続き、ここ数年で劇的な成長を遂げると予測されるのがIoT(Internet of Things:モノのインターネット)関連市場。クルマや家電製品など身の回りのあらゆるデバイスがネットに接続され、相互に連携するのがその概念。調査会社IDC Japanのデータによると2018年のIoT関連市場規模は国内だけで21兆円に達すると予測されている。

そんなIoT時代の先駆けと呼べるデバイスとして注目を集めているのが、世界初の“スマートバスケットボール”94Fifty"だ。一見、何の変哲も無いバスケットボールに見える94Fiftyは、ボールの内部に9つの重力センサーやバッテリー、ブルートゥースを内蔵。最大27メートル離れたスマホと通信が可能。 a
専用アプリと連携することで、シュート時のボールの速度や角度、回転数、ボールの軌道を即座に可視化することが可能。これにより「シュートの正確さを改善するのに大いに役立つ」との評判で、米国アマゾンのレビューでは「自分だけのバスケットコーチを見つけられた気分」「トレーニングツールとしての完成度は非常に高い」と、かなりの高評価。

94Fiftyは防水性を備え、一度の充電で8時間の使用が可能。専用のワイヤレス充電スタンドや専用バッグなどが付属して249ドルと、比較的低価格な点も人気の要因と言える。
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先行リリースされたスマホ向けアプリに続き、6月にはグーグルグラス版アプリも公開。プレイヤーがハンズフリーで即座にフィードバックを得られるほか、グラスを着用したコーチがプレイヤーのボールの軌道を評価し、効率的なコーチングができる機能が評価されている。Glass
開発元のInfoMotion社はオハイオ州に本拠を置く、スポーツ分野に特化したテクノロジー企業。今後は94Fiftyの技術をサッカーやバレーボール、ホッケーのボールにも組み入れていく意向。デバイスを通じデータを収集、分析することにより「アスリートらが効率良くトレーニングできる仕組みを構築していきたい」としている。(Google Glass Info)