NASAが宇宙飛行士にグーグルグラスを使用させる実験を行っていることが明らかになった。実験が行われたのは、複数の飛行士らが海中の研究施設「アクエリアス」に滞在して実施する「NEEMO(ニーモ)」と呼ばれる訓練。

公開された資料によるとNASAは昨年9月、フロリダの海底でNEEMO訓練を実施。グーグルグラスやiPadがどのような実用性を備えているかを検討したという。
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宇宙飛行士らは「トレーニング設備の分解や組み立て」、「衛生タンクの浄化」の2つのミッションを遂行。その結果、グーグルグラスはデータ収集(写真、動画の撮影)の面では優れたツールであるが、「モニターに一度に表示できる文字情報量が少ない」「必要な画面を呼び出すために、スクロールを繰り返す必要がある」、「バッテリーの持続時間が短い」といった問題も指摘。
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訓練の実施時期から考えて、使用されたのはバッテリーの持ちが悪い旧式のモデルと考えられるが、「グーグルグラスは非常に将来有望なテクノロジーではあるが、現状では最適なデバイスとは言えない」との結論を導いている。

NASAでは引き続き今回の実験を継続していく意向。今後の訓練では宇宙飛行士らの活動の遠隔地からのモニタリングや、仮想トレーニングの現場などで実験を重ねていくとしている。(Google Glass Info)

Google Glass, Heart Monitor Tested Underwater for Future Space Use