グーグルグラスの日本発売への準備と思われる動きがまた明らかになった。公式アプリ「My Glass」が日本国内からのダウンロードに対応。Google Play及びiTunesからインストール可能になっている。

「My Glass」はグーグルグラスをスマホと連携させる際に必須のアプリ。グラスをセットアップする際に使用するほか、グラスの画面をスマホに表示させる「スクリーンキャスト」機能などが使用できる。
12
これまで「My Glass」は日本国内からのダウンロードには対応しておらず、日本のユーザーがグーグルグラスを使用する場合、野良アプリとして出回っているアンドロイド版APKを入手するか、米国のiTunesアカウントを用意してiOS版をダウンロードする必要があった。

今回の対応がいつ実施されたのか、正確な日時は不明だが、ツイッター上では「iOS版は15日ほど前からダウンロード可能になった」との投稿も確認できた。

また、一部の開発者からは「いよいよ日本での発売が近づいてきた感がある。噂されているヨーロッパでの展開より先に、国内での発売が発表されるのではないか」という声もあがっている。

グーグルグラスの日本展開については、今年4月頃から度々話題にのぼってきた。これまでの流れをここで簡単に整理しておきたい。

4月 「写真撮って」など日本語音声コマンドの存在が発覚
3
地域設定の変更で、グラスの操作メニューを日本語で表示できることが話題に。「写真撮って」「ビデオ撮って」「経路を検索」「電話かけて」など、100以上に及ぶ日本語の音声コマンドが存在することが明らかになった。

5月上旬 専用サイト「My Glass」が日本語化
4
グーグルグラス所有者のみがアクセスできる専用サイト「My Glass」が日本語表示に対応。以前は英語のみの表記だったが、日本のIPアドレスからアクセスした場合「おすすめのGlassware」や「デバイス情報」「Wi-Fiネットワーク」「端末の位置情報」といった項目が日本語で表示されるようになった。

6月10日 グーグルグラスの“技適”通過が話題に
5soumu
グーグルが総務省に申請した「Glass(Model:AVT-5 and XE-C)」と記載された製品が「技術基準適合証明」(技適)を取得していたことが明るみに出た。(申請の通過自体は4月9日付)

6月24日 Google Play上に「日本向け販売ページ」が開設
6
Glass Explorer Edition(シェール)と呼ばれる製品が、Google Playの販売ページに掲載されていることが確認された。「技術仕様」の欄には「電池:通常の使用で1日持ちます。動画撮影など、電池消費量が増える機能もあります」と、詳細な日本語での説明も記載されている。ただし、現状では「お住まいの国ではご利用できません」と記載されている。

Google I/O開催を目前に控えた6月24日には、いよいよイギリスでの発売が開始されたグーグルグラス。上記のような状況を見る限り、日本発売への準備は着々と進行していると思われる。

特に“技適“を取得している意味は大きく、現状では“違法無線端末“とも言われるグーグルグラスだが、端末のアップデートで、内部に技適マークの表示が確認された時点で、国内での使用は合法化されることになる。

ちなみに、今回の「My Glass」アプリはグーグルグラスを持っていない人でもダウンロードし、チュートリアル動画などを確認することが可能なので、興味のある人は一度試してみて欲しい。(Google Glass Info)