イタリアを代表するオペラ劇場が、舞台中継にグーグルグラスを使用。米「ニューヨークタイムズ」や英「ガーディアン」など、世界の大手メディアが注目する話題となっている。

今回、グーグルグラスを活用したネット中継を実施するのは、イタリアの国立歌劇場「カリアリ・オペラ劇場」(Teatro Lirico di Cagliari)。7月30日から8月16日まで上演中のプッチーニの『トゥーランドット』で、出演者や劇場スタッフらがグラスを着用し、様々な視点から見た舞台の模様を、TwitterやFacebook、instagramなどのSNSで配信している。

同劇場のウェブサイトによると「今回の試みを通じ、観客に全く新鮮なオペラ鑑賞体験を提供したい」とのこと。支配人はインタビューに「グラスを利用した中継で、ステージ上や楽屋裏など、これまでに無かった角度からオペラを楽しんでもらえる。普段は劇場に足を運ばない観客にもアピールしたい」と回答している。
グーグルグラスを活用したオペラ中継としては、6月に米ニューヨークの歌劇団、On Site Operaがラモーの「ピグマリオン」を上演。フランス語のセリフの英語字幕をグーグルググラスで提供したほか、7月25日には米バージニア州のWolf Trap Operaが「カルメン」を野外で上演。7千人を超える観客を魅了していた。

イタリアのカリアリ劇場は先進的なテクノロジーを取り入れることで知られた劇場。今年に入り音楽アプリの開発部門も立ち上げ、子供向けの音楽アプリにも注力を開始している。

米国では既にNBAやNFLなど、スポーツ中継の分野でグーグルグラスの活用例が相次いでいるが、今後は様々な舞台パフォーマンスの分野でもグーグルグラスの活用が広がって行きそうだ。(Google Glass Info)