米国最大の「オタクの祭典」として知られるのがComic‐Con(コミコン)。7月24日からカリフォルニア州サンディエゴにて開催中の同イベントは、40年以上の歴史を誇る定番の催し。

場内には映画やアメコミ、マンガ、アニメ、フィギュアやゲームといった多彩なコンテンツのブースが軒をつらねているが、今回のコミコンでは一部エリアにおいて「グーグルグラスの着用禁止」が明言されていることが話題になっている。
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ニュースサイトAndroidheadlinesによると「今回のグーグルグラス規制は、動画が上映される一部のエリアでの着用禁止令」。公式サイトに掲載されたポリシーには「Google Glasses/Video Recorders/Camera Phones」と題された条項が存在しており、それによると「場内で放映される動画を録画する行為は禁止します。禁止デバイスにはグーグルグラスも含みます」とのこと。

さらに「動画が上映されている展示ルーム内ではグーグルグラスは外してください。近眼用レンズを装着したグーグルグラスをお持ちの方は、別のメガネも用意して、イベントに参加されることをおすすめします」との記載がある。

注意書きはまた「動画の上映中はグラスだけでなく、タブレットやスマホの電源をオフにすること。指示に従わない場合は、セキュリティとのトラブルに発展する可能性もあります」と記載されている。

と、ここまで読めばお分かりの通り、今回のコミコンにおけるグーグルグラス規制は、あくまでも「動画の上映中」に限定されたもの。また、グーグルグラスのみを特別視している訳ではなく、スマホやタブレットに関しても同様な措置を求めており、決して頭ごなしに「グーグルグラスはダメ!」という態度をとっている訳では無い。多数のグーグルグラスユーザーの来場も予測される「オタクの祭典」ならではの、理にかなった措置と言えるだろう。

Androidheadlinesの記者、Ray Greer氏はこのニュースを伝える記事中で「グーグルグラスを着用しての来場が禁止というわけでは決してない。他のブースに向かう合間や、使用が規制されていないエリアではグーグルグラスを着用して、自由にイベントを楽しめる」と強調している。

今年のコミコンは27日まで開催中。場内には任天堂やマイクロソフトの新作をはじめ、野村哲也氏デザインのバットマンフィギュアなども出展されているとのこと。グーグルグラスで撮影したイベントの写真が、ツイッターなどに投稿されることも期待したい。(Google Glass Info)

Photo:Port of San Diego(flickr)