ニューヨーク観光の新しい目玉として注目なのがバイクシェア(自転車レンタル)の"citi bike"。昨年6月、米大手銀行のシティバンクがスポンサーとなり始動したciti bikeは、ニューヨーク市内に330ヶ所以上のレンタルステーションを設置。

合計6千台以上の自転車が街の至る所に用意されているが、そのciti bike専用のグーグルグラスアプリ「City Ride for Glass」が先日発表された。
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City Ride for Glassはグーグルグラスを用い、利用者の位置情報を元に、空き自転車情報やドック(レンタルステーション)の位置を即座に検索できるアプリ。利用した自転車は市内の好きな場所で返却できるのがciti bikeの利点だが、このアプリを使えば音声コマンドで返却ドックの位置も即座に検索可能。

自転車に乗ったまま返却場所までのナビゲーションがグラスのモニターに表示され、迷うことなく返却が行える。

開発にあたったのは、ニューヨークのグーグルグラス開発者、Katy Kasmaiさんが代表を務める10人のチーム。KatyさんはGlass NYCという開発者団体も主催しており、ニューヨーク市の経済活性化団体、NYCEDCに公式パートナーとしても参加。「グーグルグラスを筆頭とするテクノロジーで、NY市を活性化させていきたい」としている。
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citi bikeの利用料金は24時間利用可能なパスが9.95ドル。年間利用パスが95ドル。「自分の自転車も所有しているが、高級自転車なので盗難が心配で普段は乗っていない」といった地元ユーザーにも好評で、年間会員数も10万人に迫る勢いと好調だ。

米国では既に、サンフランシスコやデンバー、ワシントンDCなど各地でサービスが展開されているバイクシェアの仕組み。エコや環境への意識の高い層と、テクノロジーへの関心の高いユーザーは親和性が高いと思えるだけに、今後の発展が楽しみなアプリが「City Ride for Glass」と言えそうだ。(Google Glass Info)